[営業奮闘記] 営業奮闘記 Vol.2
NTTデータセキスイシステムズのコマタです。
今回は外回りだけが、営業の仕事ではないということを書きたいと思います。
それでは、Vol.2の始まり~始まり~。
【動かずできることもある。】
足と口だけでなく、あいているなら手も使え。
ということで、社内日は資料作成のプロを目指しています。
資料をつくるのは、本当に骨が折れます。
見る相手のニーズと、こちらのウリやポイントをまとめ、
相互に共通させながら、「この情報が欲しかった!」「読みたい!」
と思わせるようなインパクトを持たせることが大切です。
それには、文字使い、色使い、そして図の配置などが
複雑に絡み合っています。
パズルを組み立てるイメージで、伝えたいことを画面に表現していく訳ですが、
現時点で、我がグループ直伝、そして自慢のノウハウを注ぎ込んだ
何種類もの資料が存在します。それを目の当たりにし、圧倒されたコマタは、
「現存しているもののイメージを崩してはいけない」
と考えて資料を作成していました。
しかし、目的は「前からあるものを引き伸ばす」ことではありません。
そこに、いかに自分らしさを取り入れ、今あるものを更に良くしていくか、です。
最終的には、「この資料、誰が作ったの?!すごい!」といわせるまでに
成長したいものです。
そんな野望を抱き始めた折、上司からも
「今あるものをそのまま使うことはない。コマタらしくはじけてみろ!」
と助言を頂き、コマタらしさあふれる資料を目指すこととしました。
挿絵の配置を考えるだけでなく、挿絵自体も自分で作成し、
色使いなど、「見たい!」と思ってもらえるよう、力の限りを尽くしました。
そうして出来た、自分らしさ全開の資料。
紙にしてたった2枚の資料ですが、感慨深いものがありました。
ジーンと胸に溢れる達成感を味わい、大満足です。
頑張って作ったし、褒めてもらえるに違いない!
と、うきうきしながら見せた先輩は、まぶしげに資料を眺めています。
してやったり!
しかし、目を細めながら資料を見た先輩の一言は、
別意味で胸にジーンと突き刺さるものでした。
「コマタ。なんだか家電量販店のチラシみたいだぞ。」
やりすぎてしまったのでしょうか。
しかし、コマタはめげません。
外回りの後はデスクに座り、自分らしさいっぱいの資料作成に
手をせかせかと働かせています。